2199年12月17日

次はヤマトの下にあらわれた!
下は主砲も副砲も死角になる。とうとう止めをさしにきたか!と真田さんが絶望の声をあげた。コスモゼロとブラックタイガーがすぐさま攻撃を開始する。彼らが敵艦をヤマト主砲の射程距離にまでおびきよせてくれるまで、じっと耐えなければならない。
この3隻も撃沈したが、間髪入れず次がまた出て来た。
その時、艦長が降りていらした。波動砲発射の命令がくだった。ブラックタイガー、コスモゼロを帰還させる。古代さんがいそいで戦闘指揮席に戻った。
波動砲発射!
目標はガミラス星の鉱脈である。波動砲を撃ち込むことにより、地殻変動が起きた。火山が噴火し、溶岩が流れ出た。
ヤマトを押さえていた磁気線が消え、制御が可能になった。古代艦長代理の命令により、天上都市を攻撃する。
戦いが・・・・・終わった。ガミラスは滅びた。
古代さんの言葉が胸にしみた*1
しかし私たちはイスカンダルに行ってコスモクリーナーをもらわなければならない。

イスカンダルより入電した。着陸を誘導してくれる。もうこれで終わった。本当に・・・・。


イスカンダル星はほとんど海に覆われた美しい星だった。スターシャの誘導電波にしたがってヤマトはマザータウンの海に着水した。沖田艦長は、古代さん、島さん、森さん、真田さん、アナライザーを全権大使として送った。
真田さんはコスモクリーナーDのパーツを受け取りヤマトに積み込む指揮をした。

夕暮れのマザータウンはオレンジ色に染まっていた。古代さんと森さんは、地球にメッセージカプセルをもたらし火星で亡くなったサーシャさんのお葬式に参列しに行った。墓地はイスカンダル人たちの墓標で埋め尽くされていたらしい。スターシャさんの話によると、イスカンダル人はみんな死んでしまったのだそうだ。星の運命が終わりに近づいているのだとスターシャさんは言っていたらしい。スターシャさんと妹のサーシャさんが最後のイスカンダル人だった。そのサーシャさんを葬った今、イスカンダル人はスターシャさんだけになってしまった。

古代さんがもたらした話はそれだけではなかった!実はすごい再会があったのだ!


人類滅亡まであと295日・・・・

TVシリーズ該当話 初回放映日

「死闘!神よガミラスのために泣け」

1975/ 3/16

「イスカンダル!滅びゆくか愛の星よ」

1975/ 3/23

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1*

古代進の有名なセリフ「我々がしなければならなかったのは戦うことじゃない。愛し合うことだった。」ですね。